こんにちは
良縁コンシェルジュ町田・佐野です
昨日は「独身証明書の歴史的な意味」についてご案内しました
人権に配慮するために「独身証明書」があるということです
結婚相談所にとって人権問題は特に大事なテーマです
皆さんの機微情報をお預かりするのですから当然のことです
私が結婚相談所を開業した当時にあった項目がなくなったものがあります
「宗教の有無」です
もちろん宗教を直接お尋ねするものではありませんが、人権の観点からはやはり宗教の有無を問うことは問題ということで、数年前に項目が廃止されました
また結婚相談所同士で集まってお互いの会員さんのプロフィール交換会を開催している所があります
これ自体は特に問題ありません
ただし、もしも「釣書(身上書)交換」をしていたらアウトになります
大昔は「釣書」を交換しあっていたようですが、本籍地などの特に機微情報が書かれているので、これもまた差別問題につながるからです
さすがに最近は、釣書を交換を求める結婚相談所は見かけませんが、私が開業した頃は、ごくごく一部の結婚相談所で、お見合いが成立したら釣書を交換を求めるみたいなことが書かれているのを見て驚いたことがありました
もちろん、すぐに削除されていました
本部から指示があったのでしょうね
今はマッチングアプリで色々と問題は見かけますが、結婚相談所も昔は問題を抱えていたことがありました
それなりの時間をかけて健全な業界に成長することができました
最近は若い仲人カウンセラーさんが増えているので、こんな負の歴史を知らない方も多いようです
歴史を知らないとまた繰り返してしまうかもしれません
なので、私は後輩の仲人カウンセラーさんたちに、機会を見つけて伝えていきたいと考えています
ちょっと不安に感じさせてしまったかもしれませんが、婚活される皆さんには、どうぞ安心して活動くださいね