こんにちは
良縁コンシェルジュ町田・佐野です
今朝の日経新聞で気になる記事が掲載されていました
「カップル向けマンション家賃、東京23区は最高 28ヶ月連続」
という記事です
不動産情報サービス会社「アットホーム」の調査によるものです
「アットホーム」のニュースリリースを見てみますと
カップル向けのマンション(30~50㎡)の3月平均賃料は16万3,554円
2015年1月に集計を開始して以来の最高値を連続28ヶ月記録したそうです
23区外のカップル向けマンション賃料は9万4,644円
その差はなんと6万8,910円にもなります
カップル向けアパート(30~50㎡)の3月平均賃料は
23区内・・・11万3,807円
23区外・・・8万3,639円
アパートでもその差は3万168円です
3月は春の異動の季節なので、不動産オーナーも強気に家賃設定するようですが、カップル以外の単身者が広めの物件を求めたり、ファミリー層が賃料を抑えようとすることからカップル向けの賃料は上がりやすいそうです
もともと23区と都下では賃料の差は大きいものがあります
交際中のカップルが「どこに住むか」を話していると、多摩川を渡るか否かで話しあいが難航することもあります
23区内に住んでいた人にとっては生まれ育った地域への愛着や、なんとなく都落ちするような意識になるようで「多摩川を渡りたくない」ようです
でも、家賃を考えたら23区内は高根の花なので住むのは難しいと・・・
そんなことから金銭感覚のズレも感じるようになって破談になることもあります
私はよく「多摩川の攻防」と言っています
小田急線は多摩川を渡るといきなり神奈川県に入ることも影響しているのかもしれません
京王線や中央線は多摩川を渡っても都内の多摩市・日野市ですからね
いずれにしても、住む場所は結婚生活で極めて大きな問題です
働き方や資産形成、ライフプランニングに大きく影響してきます
なので、結婚相談所では真剣交際に入ったらまずは「住む場所」から話しあいを始めます
そこで中々折り合いが付かないようだと結婚は難しい場合があります
それこそ、真剣に話しあわなければいけないテーマです
それにしても、23区内で賃料に16万円も支払うなのならば、多摩地区でマンションを買ってしまったほうが良いのではないかなと個人的には思います