女性の年収公開と成婚率

こんにちは
良縁コンシェルジュ町田・佐野です

さっそくですが今日のテーマは
「女性の年収公開をした方がよいのか否か」です

IBJでは、「男性は年収公開が義務付け」られています
一方の「女性は任意」になっています

男性は安定した収入を求められているので

年収証明書(源泉徴収票または確定申告書の写し)を
入会時と新年になったら再提出しなければなりません

いま公開されている年収は2023年1月~12月のものです
2024年1~12月の年収は2025年1月に源泉徴収票を提供いただきます
(自営業者は2025年2~3月の確定申告後速やかにご提出)

この「安定した収入」という考え方は

やはり専業主婦が多かった時代の名残りと考えられます

言うまでもなく共働きが一般的な時代です

なので、これからは女性も年収証明を求められるようになるでしょう

ただ、いま婚活をされている方にとっては
今がどうなのか気になるところですね

IBJ「成婚白書2023」で「女性の年収公開率と成婚率」を公表しています

◎公開・・・成婚率43.3%、成婚退会者21.5%、中途退会者12.7%
◎非公開・・成婚率28.9%、成婚退会者78.5%、中途退会者87.3%

成婚退会者のうち2割が公開者で8割が非公開者ですが、
公開者の成婚率は非公開者に比べて14.4%高くなっています

年収公開の女性は少ないので、年収額の大きさよりも「年収公開していることで好感を持たれている」ことの表れと考えられています

また、年収公開別のお見合い数についてみてみると

 

【成婚退会者】
「公開」・・・成婚退会者のお見合い数17.3回、申受数170.4件

「非公開」・・成婚退会者のお見合い数14.1回、申受数139.9件


【中途退会者】

「公開」・・・中途退会者のお見合い数13.1回、申受数150.6件

「非公開」・・中途退会者のお見合い数  7.9回、申受数108.2件


成婚退会者において、年収「公開」の女性は「非公開」の女性に比べて、お見合い数は3.2回、申受数は30.5件多くなっています


中途退会者においても、「公開」者のお見合い数は5.2回、申受数は42.4件多くなっています

「年収を公開」したほうが「お見合いが成立しやすい」傾向が分かります

共働き希望の男性が多いので、年収の多寡にかかわらず、年収を公開されたほうが男性は会ってみたい気持ちになり、お見合いやご成婚の可能性が高まります

なお、女性においても年収の公開が検討されていますので、近い将来は男性同様に公開を義務付けられる見込みです

ぜひ、女性の皆さんも年収公開に前向きに取り組んでいただきたいと思います