こんにちは
良縁コンシェルジュ町田・佐野です
今日はとっても過ごしやすい秋らしい一日でしたね
「暑さ寒さも彼岸まで」
お彼岸の中日を過ぎたところですから、まさにこの通りになりました
実は私事ですが、この連休は父の葬儀がありました
長男なので喪主として務めを果たしてきたところです
父は昭和3年生まれの96歳でした
都内の小学校教師を定年後も嘱託として勤め上げました
先生らしく厳しさもあり、歴史好きで家族旅行は史跡巡りが多かったりしましたが、頼りがいのある昭和の父親でした
私が子供の頃はよく夫婦喧嘩をしていて離婚危機もありました
でも、いつの間にか仲直りしていて、晩年は仲良くあちこち海外旅行を楽しんでいました
母が昨年末に92歳で先に他界して、父はしばらくは受け止めるのに少し時間がかかりました
母が他界してからまだ9ヶ月弱しかたっていないので、母を追っかけたかもしれないですね
父はコロナ禍が始まる前年暮れに体調を崩して入院してからは、病院と老人ホームを行き来する生活が続いてしまい、自宅に帰してあげることが叶いませんでした
先日、老人ホームの退去手続きのときにスタッフさんから「家に帰りたいよ」と言っていたと聞いて、なんとも切ない気持ちになりました
自宅介護をできるほど現実は甘くなく、やはり老人ホームで安心して過ごしてもらうのがベストだと考えてのことでした
父が他界する2日前に見舞いに訪れたとき、たまたまドッグセラピーというイベントが開催されていて、ふだんはイベントに参加したがらない父でしたが、この時は声かけたら参加してみたいと言ってくれて、2匹の子犬と戯れる楽しい時間を過ごさせてあげることができました
2匹のワンちゃんが父の胸元に寄ってきて、父はなんとも素晴らしい柔和な笑顔に見たていて、私もスタッフさんたちも、「いい時間を過ごさせてあげて良かった」と嬉しい気持ちになりました
それから1日半たった真夜中に吐血して緊急入院したのですが、あっけなく天国に旅立ってしまいました
私は駆けつけて、ひと言二言でも話すことができて、苦しまずに穏かに旅立てたので大往生できたと思っております
ところで、年末に母が亡くなって年始に葬儀をしていたので、なんだかそれがリハーサルみたいになって、今回はすべてにおいて落ち着いて葬儀の準備もすることができました
あまりこんなことに慣れたくはありませんが、葬儀後も諸々の手続きが山のようにあるので、前回の経験は活かせるのかなあと思っているところです
父の大好きな4人の孫に囲まれて天国に送り出すことができて、ちょっと親孝行できたかなあと思っています
「親孝行したいときに親はなし」
皆さんも親御さまが元気なうちに、できるだけの親孝行はしてあげてくださいね!
