地方から女性の流出が続いている

こんにちは
良縁コンシェルジュ町田・佐野です

先日、NHKの「クローズアップ現代」で
「女性が地方から流出している」問題を放送していました

婚活イベントをやろうとしても
男性の申し込み42人に対して女性は3人だけ

取材に出ていた40代男性は半ばあきらめモードでインタビューに答えていました


なぜ、女性の流出が続いているのか・・・

一つには「やりたい仕事、やりがいのある仕事が無いこと」があるそうです

自然が豊かで都会と比べてのびのびと暮らせる環境の良さはある一方
親が働く場がなかったり、子育て環境には難しさを感じてしまうようです

また、「女性の役割を求められる息苦しさ」もあるそうです

例えば、何かのイベントがあると女性は台所に近い場所にいなければならない
「女性は気が利く人間でなければならない」
「バリバリ働かずに早く結婚したほうがよい」
そんな風に言われたり
「東京が令和ならば地方は江戸時代」
そんな超保守的、時代錯誤な風土がまだまだ残っているようです
だから、地方から都会への流出が続いてしまうそうです

昔からのそうした風土を変えていかなければ
いくら地方自治体が子育て支援の施策を講じても無駄金になってしまうようです

都会では経済的に結婚したくてもできない理由が多いですが、
地方では、その土地に根付いた古い価値観が女性たちを生き辛くしているのですから、これは深刻な問題だと思います

話は脱線しますが、政治の質の劣化が止まらない背景には、古い価値観に固執した人たちから選ばれた国会議員がいるからではないかと感じてしまいました

嘆いてばかりいても前には進みませんね

政治を変えられるのは選挙に行くことでしか変えられません

まもなく東京都知事選挙が始まりますが、棄権せずに必ず投票はしましょうね