沖縄慰霊の日

今日、6月23日は「沖縄慰霊の日」ですね

第二次世界大戦で沖縄での激しい戦闘があり、約20万人もの市民が犠牲になったことを慰霊する日です
今朝のNHKニュースでは、戦禍を必死に逃げた88歳の女性のインタビューが放送されていました

米軍の攻撃から逃げる途中にお父様と妹さんを亡くされ、ご自分も指を負傷され、米軍の収容所でさらにお母様と弟さんも亡くされたそうです

戦争の悲惨さがひしひしさ伝わってきて、とても悲しい気持ちになりました

「戦争はいやだ。もう戦争はとにかくいや。家族もみんな殺してしまうし。なんで戦争をするのかわからない」

と訴えておられました

戦後77年が経過しても、ウクライナをはじめ、アフガニスタンなど、世界中には命からがらに生きている人たちがたくさんいる現実には、本当になんで人間は愚かな生き物なんだろうと思わざるをえません

言葉や文字では伝えきれない悲惨な状況に置かれるのが戦争で、武力の前には戦争反対の言葉を叫んでもどうしようもないですが、だからといって、戦争犠牲者を慰霊する気持ちと平和を祈念する思いは持ち続けなければいけないと考えます

平和でなければ家族を持つ気持ちにもならず結婚もできないですよね


沖縄戦から77年

世界が平和でありますように祈念いたします