本当の「優しさ」を高めましょう

結婚生活ではパートナーに対する「優しさ」は欠かせません

言われなくてもお分かりだと思いますが。。

「優しさ」と一口に言っても、見かけの優しさではいけません
心根の優しさが求められます

例えば・・・

・電車でお年寄りに席を譲る
・隣りの席に赤ちゃんが泣いていたら、嫌な顔をしないで、あやしてあげられる
・レストランの店員さんがオーダーと違う食事を運んできても、責めないで笑顔で対応できる
・車を運転中に、合流する車に道を譲ってあげられる
・感情的になって意見をしない
等々

特に他人の失敗を責め立てず、自分でもミスしてしまうかもしれないという立場にたってフォローできる方は、本当に心根が優しい大人だと思います

良縁コンシェルジュ町田では、ご入会時に希望者に「エゴクラム性格診断」を受けていただいています

エゴグラムは、強く出ている自我や低い自我をグラフ化して自分の性格を客観的に理解することで、人間関係をより円滑にするためのものです

そのエゴグラムにおいて「優しさ」には二つあります

「NP」という母親的な優しさと「AC」という他人に従順な優しさです

「NP」の優しさは、母性のようなもので相手が誰だろうと心から優しく接してあげようとします
なお「NP」が強すぎると、お節介過ぎて他人に干渉してしまうので注意が必要です

「AC」の優しさは、他人に嫌われたくないから他人に合わせておく、見せかけの優しさです
「AC」が強すぎると、他人に気疲れしてストレスを溜めてしまうので注意が必要です

なので「NP」が低い人は、心根の優しさが乏しいかもしれないので「NP」を高める努力をしていただきたいと思います

「NP」の優しさを高めるためには・・・
基本的には「感謝」の気持ちを高めることから始めましょう

お店で店員さんに「ありがとう」
職場で同僚や部下に「ありがとう」

「ありがとう」の言葉
一日に何度言っても言い過ぎることはありません

最初は義務的に「ありがとう」と言っていても、「ありがとう」を繰り返していくうちに、自然と他人に感謝の気持ちが芽生えてきて、誰にでも優しく接することができるようになります

そして、もう一つ心がけて欲しいことがあります

「許す」ことです

人間、誰もが失敗するものです

お見合いやデートで「遅刻」してきたお相手に対して叱責しても、自分もエネルギーを使って疲れてしまうだけです

自分だって遅刻することはあるのですから、遅刻してきたら「大丈夫です。それより無事に到着できて良かったです」と余裕のある態度で接していただきたいものです


先ほどご紹介したエゴグラムで「CP」という父性的な自我があるのですが、CPが高いと、批判的な親の自我なので、責任感や道徳観が高いので他人の失敗に厳しく当たりがちです

特に長子（長男・長女）の方はCPが高い傾向があります
生まれてから常に親のしつけを厳しく受けて育ってきているので、弟や妹に親のように接するところがあります

私も弟・妹がいる長子なので自覚があります
一人っ子さんも同じです

なので長子の方は、他人に厳しく接していないか、いつも心に留めておいたほうがよいでしょう

円満な結婚生活を長く続けるには、パートナーと上下関係にならずに、対等で優しく許容しあえる関係になることが求められます

他人の性格は変えられないですが、自分の性格は変えられます

他人に厳しく接してしまうなあと自覚がありましたら、今から優しく接するように性格を変えていきましょう

性格は直ぐに変えられません

日々の努力の積み重ねで変えられます