生かされていることに感謝の気持ちを

東日本大震災から11年になりました

津波や原発事故が発生して、今でも信じられない光景に唖然としていました

まだたくさんの行方不明の方々がおられて、ご家族様には想像しがたい心の苦しみを抱えておられることとお察しいたします

私も3人の息子をもつ父親なので、ある日突然、家族が離れ離れになってしまった親の無念さなど、辛い気持ちは痛いほど分かります

震災発生の14時46分に町田市防災無線で黙とうが案内されて、一緒に黙とうさせていただきました

震災とは関係はありませんが、ウクライナで起きている悲惨な状況もニュースで見ているので、いろんな思いが起きてきて涙が出てきてしまいました

そして、つくづく平和な日々を暮らしていられる有難さを感じています

震災当日は、総務の責任者として仕事をしていましたが、今までに経験した事のない激しい揺れに驚いて机の下で身を守り、揺れが収まってから直ちに被害状況の確認に追われました


その時点では、まさか、大津波と原発事故が起きるとは思いもしませんでした


そして、追い打ちをかけるかのように、大震災は勤めていた会社をも破綻させてしまいました


まさに想定外の出来事が続いて、毎日、悪夢を見ているようでした

そうした中でも、感謝しかないこともあります

家族が皆、無事であったことでした

生きていれば、何でもできるということを心底思いました

大震災で多くの犠牲者がでた中でも、いまを生きていられることに心から感謝しています

毎日が忙しいと余裕もなくなってしまいます
「忙」の文字は「心を亡くす」と書きます

 

毎日、生かされていることに感謝の気持ちを忘れずに生活してまいりましょうね

良縁コンシェルジュ町田・佐野浩一