命に向き合う2日間

今日、3月10日は「東京大空襲の日」です
ご存知でしょうか?

毎年、このブログでお伝えしているのですが、1945年3月10日の未明、東京都区部を中心にアメリカ軍のB29爆撃機が焼夷弾を投下して、一夜にして10万人もの民間人が犠牲となりました

乾燥して風も吹きやすいこの季節に焼夷弾が落とされて下町はあっという間に火の海と化しました
まさに無差別爆撃そのものでした

毎年、この時期にお話ししていることですが、私の母は東京下町出身なので、大空襲の夜は日本橋三越のあたりで命拾いをしました

なので、母や祖母から東京大空襲のリアルで悲惨な話しを聞かされて育ってきました

生きていたのが不思議なくらいの物凄く怖い体験をしていました

母が生きていたからこそ、私はいま生きることができています
私が生きているからこそ、多くの会員さんたちが結婚されて子どもが生まれ育っています

その子どもたちが、大人になって、また誰かと結婚して子どもが生まれ育っていきます
すると、そのまた子どもたちが、大人になって、またまた誰かと結婚して子どもが生まれ育っていく

 

この赤い糸の流れは永遠に続いていくことになります

 

たった一人の命でも大空襲で失っていたら、私がお世話してきた皆さんのご縁、命は繋がっていなかったことになります

命はかけがえがない大切なものです

あれから77年がたった今、ロシアによるウクライナ侵攻が起きて、多くのの犠牲者や避難民が出て、世界大戦の危機に瀕しているのは、なんとも言えない重苦しさを感じております

ノーモア戦争!

 

明日は東日本大震災の日です

命を考えさせられる2日間です

良縁コンシェルジュ町田・佐野浩一