「おかえりモネ」のような不器用さは大切

NHK朝ドラ「おかえりモネ」が終わってしまいました
我が家はNHK・BS(BS受信料も支払っています)も見ているので多いと1日4回見たりしていました
それだけに、寂しい思いです

「おかえりモネ」の脚本家は安達奈緒子さん
安達さんの作品にはNHKドラマ「透明なゆりかご」もあります
産婦人科を舞台に命について深く考えさせられるドラマでした
同じく清原果那さんが主演していて、その頃から清原さんの一つ一つの表情の豊かさに圧倒されていた覚えがありました

「おかえりモネ」を最初から最後まで見通してみて、「許すこと」「受け入れること」がテーマにあったのだと感じました

「おかえりモネ」はこれまでの朝ドラのヒロインとは一線を画し、自分の人生をどんどんと切り拓いていくバイタリティは全くなく、とちらかといえば暗さ・重たさを感じられました

でも、人生ってそんなに器用でエネルギッシュな人々ばかりではないですよね
むしろ、不器用で日本人特有の人の目が気になる人の方が多いと思います

モネや周りの人々の心の奥底にあるトラウマや悩みを丁寧に引き出していったことに、このドラマが称賛されるようになったのではないでしょうか

なので、ついでに言えば、個人的には大阪局が制作する朝ドラはあまり好きではありません

なんだか、最近の大阪局の朝ドラのヒロインは、みんな企業人として成功していくヒロインばかり
いつも、そんなにパワフルに生きていける人が果たしてどれくらいいるんだろうか?

確かに笑えるシーンは多くて楽しいのですが、でもどこかで共感できないで見ていました

ですから「おかえりモネ」に出てくる登場人物のみんなが、時間をかけながら少しずつ前に進んで生きている姿に、とても共感することが多かったと思います

私も日々、喜びや楽しいことや幸せを感じながらも、悩みながら生きています

 

この結婚相談所をはじめたきっかけは、東日本大震災後に長年勤めていた会社の倒産でした

一時はどうなるのかと、本当に心配でたまりませんでした

悩みが多いほど、その悩みが成長の糧になり、やがては人生の後半には豊かな人生を過ごせるようにななるものです

それだけでなく、悩み深い経験をした人ほど辛い人の気持ちが分かるので、誰かを助ける力にもなるのではないでしょうか

多くの人は決して器用ではないと思います
不器用な人ほど、人の痛みも分かる優しさがいっぱい

だから、婚活もまた、最初から器用にこなそうとしなくても大丈夫です
一つ一つ失敗も経験だと思って、次に活かしていければ、きっと幸せな結婚にたどり着きます

でも何もしなければ経験にもなりませんから、まずは始めることが大切だと思います

婚活される皆さんをサポートする私もまた不器用な人間なので、決してカリスマ仲人とは縁遠くて全然違います
会員さんの悩みに共感をしながら一緒にどうしていけばよいのか考えながらサポートに努めています

「おかえりモネ」の話が、ちょっと結びが無理やりっぽかったですが、なんとなく言いたいことがつわわったら幸いです

それにしても、当分、「モネロス」続きそうです(^^;


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