結婚の古い風習について

一昨日(2021年9月5日)の朝日新聞朝刊で結婚に関するもやもやについて特集が掲載されていました



記事には、結婚の古くからのしきたりなどに関するもやもやが紹介されています

「結納」「家に嫁ぐ」「女性が姓を変えること」「お嬢さんをいただく」などへの違和感です

IBJ加盟の結婚相談所さんもインタビューに回答されていましたので、詳しくは新聞をぜひご覧いただくとして、私なりの考えをお伝えしたいと思います

「家に嫁ぐ」「嫁入り」という言葉は、親世代があまり意識せずに使っていたりしますが、婚活している当事者は、やはり古臭い印象もあって、言葉に出される方はとても少ないですね

このあたりは、世代間ギャップがあったり、保守的な地方の田舎では、まだこのような意識は残っていますが、東京近隣で結婚するなら意識しなくても大丈夫だと思います

「女性が姓を変えること」は、まさに今話題の「選択的夫婦別姓制度」です
「選択的」であるのですから、私はぜひ導入するべきだと考えます

必ず夫の姓を名乗るということは、「嫁入り」「嫁ぐ」という古い考えからです

もっと言えば、「嫁」は実家を捨てて夫の実家の面倒を見なければならない、夫の姓を未来永劫に繋いでいかなければならないという、古い家制度の考え方です

それは将来、夫の親の介護は嫁が見て当然という流れに繋がっていきます

しかしながら、すでに少子化が進んでいて、もっともっと一人っ子が増えていきますから、「嫁入りしたから夫の親の介護をするのは当たり前で、実の親の介護は見なくてよい」なんて訳にはいきません

一人っ子同士の夫婦が増えれば増えるほど、夫婦のどちらかの親に偏って介護をするのではなく、夫婦で両方の親の介護をしていかなくてはならない時代に入っていきます

いつまでも、古い「家」制度に縛られていたら、結婚したいと思う人はもっと少なくなってしまい、少子化に歯止めがかからなくなってしまうでしょう

個人個人が幸せであれば、必然的に「家庭」も幸せになります
最初に「家」ありきではないと思うのです

もちろん、その人その人の価値観は尊重されなければなりません
なので、古い家制度が大切だとのお考えが否定されることではありません

ただし、古い家制度を重視して結婚相手を見つけようとしたら、なかなか肯定的に考えている女性は少ないのが現実ですから、至難の業になることだけはお伝えしておきたいと思います

皆さんの結婚観はどのようなイメージを持たれているでしょうか
一度、ご自分のお考えを整理しておかれることをおススメいたします


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