成婚率のカラクリ

婚活される方々にとって、成婚率はとっても気になるところですよね

よく成婚率80%とか高い成婚率をアピールされている結婚相談所も見られます

良縁コンシェルジュ町田では積極的には公表していません

間もなく開業記念日も近いので、その頃にご紹介しようと思います


なぜ積極的に公表しないかの、もちろん理由があります

成婚率80%もの高い成婚率は難しいからです

そもそも「成婚率」の定義は決まっていません

・会員数のうち何人が成婚退会したのかを表したもの
・総退会者数のうち何人が成婚退会したのかを表したもの
・入会から1年以内に成婚した人の比率を表したもの
・年代別の成婚者数から割り出したもの

 

いろいろあります

さらにいえば「成婚」の定義も業界で統一されていません

IBJの結婚相談所の成婚定義は「プロポーズOKで親御様のご了解をいただけた場合」です

他の組織の結婚相談所では、真剣交際になったら成婚としているケースもあります


どこの結婚相談所も営業ですから、一番都合の良い数字を出したい気持ちが働きます

成婚率を高めようとして、結婚しやすい人だけに入会を絞る結婚相談所もあります

ハイステータスでない男性の入会はお断りするやり方です
特に都心の結婚相談所の業者間の競合も激しいので、その傾向が高まります

前述のように成婚率80%もの驚異的な成婚率を出そうとしたら、ハイステータスな男性だけを入会させていれば必然的に成婚率は高くなるわけです

それは良い悪いの問題ではありません
結婚相談所の経営方針ですから仕方ありません

ただ、現実的にはハイステータスな男性は限られています
男性の平均給与は540万円です(国税庁 民間給与実態統計調査・平成元年分)


その内訳を見てみると
300~400万円 16.6%

400~500万円 17.5%

500~600万円 13.5%

600~700万円  9.0%
700~800万円   6.4%

800~900万円 4.5%
900~1000万円 3.0%
1000万円超~ 7.6%

ご覧のように高年収の男性は少ないことが一目で分かります
なので、ハイステータスな男性だけを集めていれば、成婚率が高くなるのは当たりまえなのです

正直なところ、成婚が難しい方もおられます

学歴や年収が低く、趣味も世の中の出来事に興味関心がない方です
いわゆるアピールポイントがとっても少ない方は、難しいものがあります
それは正直にお伝えしています

一方で、学歴や年収は低めなんだけど、人間的な魅力の高い方もおられます
こういう方はお見合い成立にはちょっと苦労はしますが、交際できれば成婚に繋がりやすくなります


成婚率には数字のマジックがいっぱいあるんです
なので、高い成婚率に引っ張られると痛い目に合うかもしれません

成婚率に惑わされないことが大切です

成婚は仲人カウンセラーとの相性が左右します
曖昧な成婚率で結婚相談所を選ぶのではなく、仲人カウンセラーの人柄など、中身をしっかり見て選んでいただきたいと思います

 


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