夫婦同姓であることの人格喪失感

朝日新聞の記事で、元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃さんの夫婦の姓についての思いが紹介されていました

菊間さんは結婚するときは夫婦別姓は望んでいなかったけれど、パスポート・印鑑などを夫の姓に変える手続きをしている中で「菊間千乃」という自分がなくなってしまう喪失感を感じるようになったそうです

先日の「夫婦同姓」に関する最高裁判決の中で「夫婦同姓は違憲」とした三浦守裁判官の「個人の人格の象徴を喪失する感情をもたらす」という意見に心を打たれたそうです

男性である私も、自分の姓が変わることでの人格の喪失感は理解できるところです

昔は25歳くらいまでに結婚していましたが、いまは30歳過ぎになってから結婚しています
アラフォーで初婚も珍しくない時代です

ということは、30年、40年と時間が経てば経つほどに、自分の姓へのアイデンティティーが強まるのでは自然なことです

女性の社会進出だけでなく、人格の喪失感という面はとても大きな問題だと思います

ぜひ「選択的夫婦別姓」を早期に導入してほしいと考えます


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