コロナ禍での結婚意識について

今朝(6/21)の日経新聞で、未婚男女1000人に尋ねた結婚についての調査結果が発表されました

◎コロナ禍を機に結婚願望の変化はあったか?

もともと結婚願望は有り、変化は無し・・・36.5%
もともと結婚願望は無かったが、コロナ禍で出てきた(強まった)・・・7.4%
もともと結婚願望は有ったが、コロナ禍で無くなった(弱まった)・・・5.6%
もともと結婚願望は無く、変化は無し・・・50.3%

その他・・・0.2%

結婚願望が有る人は約44%、無い人は約56%と、コロナ禍で厳しい1年間でしたが意外と結婚願望が有る人は多いかなと感じました

結婚願望が出てきた(強まった)理由

1.健康に問題が生じた際に安心・・・48.6%
2.経済的に安心できる・・・43.2%
3.外出自粛等で孤独を感じた・・・37.8%
(複数回答)

この1年間、良縁コンシェルジュ町田に入会された方々も同様の思いを持たれていました
一人暮らしで在宅ワークの方は、1日中一人で過ごすわけですから、健康不安などが増すのは自然なことですね

結婚願望が無くなった(弱まった)理由

1.コロナの影響で収入が減り、経済的に不安になった・・・39.3%
2.外出自粛等で出会いが減った・・・37.5%
3.外出自粛等で人との交流が面倒になった・・・35.7%

結婚意欲の低下で大きな問題が「経済不安」です
コロナ前から非正規雇用が増えていた中でのコロナ禍ですから、政治がもっともっと強力に職業支援や子育て支援を進めなければなりません

ただ政治がダメだからと言っているだけでは問題解決はしません
間もなく東京都議会議員選挙、少し先に衆議院議員選挙がありますから、有権者も投票行動で意思表示する必要があると思います

「外出自粛等で出会いが減った」理由については、ワクチン接種が進めば「対面」でのお見合いやデートが活発になってくるので直に解消できると思います
事実、すでに結婚相談所でのお見合いはオンラインよりも対面がメインになっています

「外出自粛等で人との交流が面倒になった」理由については、これはちょっと厄介だと思います
結婚するには交流が大切ですから、一時的に面倒になったのならばよいのですが、交流が面倒な気持ちが定着してしまうと結婚願望にブレーキをかけてしまいます
ワクチン接種が進んで人との交流が活発になるのを願うばかりです

記事では、婚姻減は若者だけの問題でなく、経済不安など社会全体の問題として捉えなければならないと結んでいます

私たち結婚相談所としては、結婚願望のある目の前の人々を一所懸命にサポートして結婚させていくことに尽きると考えています

皆さんは結婚についてどのようにお考えでしょうか