成婚退会したら「結納」「顔合わせ食事会」

いま真剣交際中の会員さんが数名いらっしゃって、プロポーズに向けて必要なアドバイスを差し上げているところです

結婚相談所での活動は、プロポーズ＆親御様へのご挨拶が済んだら成婚退会として卒業となります

でもその後は、婚姻届を出して新婚生活をスタートするまでの間に済ませておく大切なイベントがあります

それが「結納」や「顔合わせ食事会」です

「結納」は、日本の伝統的な儀式で婚約を交わすものです
男性の家に嫁ぐ女性に結婚の支度金として贈られるものです
昔は嫁入り道具を一式そろえていたので相当なお金が必要でした
なので、結納金として女性側に支度金を渡していたわけです
その結納金の相場は関東では100万～150万円です
男性から女性に贈るものですから、
「男性から結納はありません、いくらでお願いします」という申し出はしないようにしましょう
なので、女性が気を利かして、

「うちは結納はいりません」「いくらでお願いします」と男性側に伝えるようにしましょう

ただし、現在は結納をしないケースが増えています
結納をした人は約1割程度に過ぎません
結納をするケースは家柄、慣習などを重んじる家に多いようです

そこで「結納」に代わって行われているのが「両家顔合わせ食事会」です
両家の親兄弟が個室のレストランで向き合って会食するものです
この時に必要なものが、「婚約記念品」＝婚約指輪（予算は20～40万程度）です

「顔合わせ食事会」では婚約した二人が親兄弟を招待して二人で進行します
お互いの家族を紹介しあったら、婚約記念品の交換・お披露目となります

男性は婚約指輪を女性につけて家族の皆さんにお披露目します

指輪の代わりにネックレスや腕時計などでもOKです
女性から男性に贈る記念品は、腕時計・万年筆・スーツ仕立券・ネクタイ・ネクタイピン・財布など
予算は婚約指輪の半額で10～20万円程度
お返し無しという場合もありますので、お二人で話し合っておきましょう

いずれにしても、結婚はまだまだ両家の家と家の繋がりを意識したものになりますので、二人だけで勝手に「結納はしない」「顔合わせもしない」なんて決めないようにしてください

たとえお二人の意向が固まっていても、ここは親の意向も聞いておいてください
結婚したら、末永くお互いの親とのお付き合いは続くのですから、親との関係は良好にしておかなくてはいけませんからね

成婚退会したら、早めに「結納」「顔合わせ食事会」について準備を進めていきましょうね

なお、「結納」・「顔合わせ食事会」のご相談は、「IBJウェディングナビ」が無料で引き受けてもらえますので、ぜひ活用してくださいね