高年収の男女のミスマッチ

最近は女性の年収も高くなってきて、男性の年収と逆転するケースも珍しくありません

そこで、年収が低めの男性にとって、年収が高い女性ならば共働きしてくれるだろうと期待したりします

しかし、本当に女性が仕事を続けたいのかというと微妙だったりします


男性社会の中で頑張りすぎて疲れてしまっていて、本当は寿退職を夢見る女性も少なからずいるのです

また、自分よりも年収が低い男性とは価値観が合わないと思うので、高年収の女性は高年収の男性を求めたりします

ただし、ここでもミスマッチは起きてきます

高年収の男性は、本当に結婚したいのかというと、これまた微妙なのです

自分で稼いだお金を行動も制限されることなく自由に使えているわけです
いわゆる独身貴族は楽だから手放したくないのです

自由が制限される位なら若い女性が良いと、20代の女性に40代、50代の男性たちは申し込んでいたりします

高年収だから自信もあるわけです

でも、ここでもまたミスマッチが起きています

20代の女性たちは中年男性は眼中にないので、結果は空振りになるケースがほとんどです

すると中年男性の皆さんは、もともと結婚願望が強いわけでもないので、それだったら無理して結婚しなくても良いから自由に生きていこうとなってしまいます

このように高年収の男女ともに、自分の生き方とのミスマッチが続いていくと、いつまでも結婚できなくなってしまいます

高年収なので生活で困ることもないまま歳を重ねていってしまいます

そのうちに気が付いたら、同級生には孫ができていて、自分の老後を意識するようになってきたとき、一人では寂しいから不安だから結婚相手を見つけたいと思うようになります

ただし、その時には、残念ながら非常に厳しい現実が待っています

「IBJ成婚白書2019」から50代の成婚者の年齢分布をみますと

男性・50代前半の成婚者は、男性の成婚者総数の4.5%
男性・50代後半の成婚者は、男性の成婚者総数の2.2%

女性・50代前半の成婚者は、女性の成婚者総数の1.3%
女性・50代後半の成婚者は、女性の成婚者総数の0.6%

このように、50代の成婚者は男女ともに成婚者総数の数%に過ぎないのです
その時に、結婚したくても結婚できないという非常に厳しい現実があるのです

それでは、どうしたらよいのでしょうか

男女ともに、自分の年齢に相応の年齢を対象にすることです
成婚しやすい年齢差は、男性の年齢からみて5歳年下の女性です

ここを意識していけばお見合いも成立しやすくなりますし、交際してからも価値観が近いので成婚しやすくなります

高年収だからとミスマッチな活動を続けていくと、結婚は遠ざかるだけです
年齢差や人柄をしっかりみて婚活していきましょうね