今日明日と、毎年、命を考えさせられる2日間となります
今日、3月10日は東京大空襲の日
明日、3月11日は東日本大震災の日
東京大空襲は76年前の1945年3月10日の深夜午前0時過ぎ、東京都の下町に大量の焼夷弾による爆撃がなされて、10万人余りの市民が亡くなり15万人が負傷し、役300万人もの罹災者が犠牲となりました
私の母は日本橋界隈に住んでいたので、大空襲の真っただ中、命からがら逃げて日本橋三越・包丁の木屋のあたりで奇跡的に命拾いをしました
どんなに恐怖の思いをしたことか母から毎年聞かされてきました
3月10日の夜のご飯は、すいとんを食べさせられることもありました
大空襲の晩、父は群馬県前橋に住んでいて、東京の空が真っ赤に染まるのを見ていました
もしも母が犠牲になっていたら、私は生まれておらず、当然、この仕事に携わることもなく、ご縁を結ぶこともできませんでした
人の命は、このような奇跡的な命が新たな命に繋がっていくのだと思うのです
数多の尊い命のリレーで生かされているということに感謝の心を新たにして生きていきたいと思います
合掌