命を考える2日間

新型コロナウィルス感染の拡大で不安な日々が続きますね
まさに人類の脅威に直面しております

そのような中、今日は「東京大空襲の日」
今年は75周年にあたります

1945年3月10日未明
東京下町にアメリカ軍B29爆撃機が低高度から1665トンもの大量な焼夷弾を投下
一夜で死者10万5400人、負傷者15万人、罹災者100万人もの犠牲者がでました

春の乾燥した大風が吹きやすい時期
主要な軍事施設のない人口密集が高い市街地を狙った
決して許されない明らかに一般市民を狙った無差別爆撃でした

毎年お話しをして恐縮ですが
私の母は日本橋の呉服屋の娘でしたので
東京大空襲を経験していました
その日の夜、焼夷弾と大火災の中、日本橋三越に避難
三越の前にある包丁の木屋さんのあたりで命拾いをしたそうです

恐怖の一夜を過ごした母に対して
父は群馬の前橋にいて
赤く燃え盛る東京の空を見ていたそうです

毎年、我が家は3月10日の夕食は「すいとん」でした
戦争を知らない子どもたちに
戦争の恐ろしさ、愚かさを教えたかったのです
もっぱら食卓に出された「すいとん」は
現代流にアレンジされて
調味料や少し肉・野菜が入った雑煮でしたが。。。

もし母が空襲で命を落としていたら
私は世の中に存在していませんでした

私が存在していなかったら
3人の子どもはいなかったし
仲人としてご縁をつないだ
ご夫婦やそのお子様たちも生まれなかったことになります

たった一人の命ですが
まさに死に物狂いで焼夷弾の雨あられ
猛火の中を逃げまくってくれたからこそ
永遠に命が繋がれていくわけです

そう考えただけでも
母によく生きていてくれたと
この日を迎えるといつも感謝の気持ちでいっぱいになります

今は療養病院で寝たきりになっている母ですが
こうして戦争体験を語れる昭和一桁世代は大変少なくなってきていて
戦争の恐ろしさ、愚かさが風化しているように思います

戦争に勝った負けたはありません
何があっても戦争は起こしてはいけないのです

さて、明日は東日本大震災の日
この2日間は尊い命について考える日になります

★★★★★★★★★

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