ドラマ「おしん」からみた嫁姑問題

NHKの朝ドラ「おしん」

婚活中の皆さんには馴染みのないけれど
名前だけは聞いたことがあるのではないでしょうか


本放送は1983年から一年間放送され、
平均視聴率52.6%、最高視聴率はなんとテレビドラマ最高の62.9%という怪物番組でした

その「おしん」が、昨年春からNHK・BSプレミアムで再放送されていて毎朝、見ています

何がそんなに日本中釘付けにしたのかというと

子役の小林綾子さんの演技がすごかったことと
これでもか、これでもかと思うほどにどん底を経験しながらも
逞しく生きていく姿に引き込まれていました

中でも、おしんが嫁いだ先の姑からのいじめは壮絶なもので
一時は生命を落とすかもしれない危険な目にもあっています

健気に耐えていたおしんも堪忍袋の緒が切れて
ついには、息子を連れて東京に逃げてきてしまいました

姑からの死ぬほど辛いいじめに遭っていたはずなのに
自分の息子が連れてきた嫁に対して
程度の差こそあれ
家族経営の店だから同居しなければ嫁として認められないなどと
「商家の嫁」としての振舞いができていないと
嫁にあれこれと厳しくあたるようになります

自分でも、昔、姑から受けた仕打ちだけは嫁にさせたくないと思っていたはずなのに。。。
逆の立場になって、姑の気持ちが理解できるようになったというのです

ドラマの中盤まで、おしんの大変な苦労に引き込まれてみていたのですが
後半から、おしんが姑の立場になると
おしんに対して、今どき、そんな価値観は無理じゃん!
と思いながら再放送を見ています


ドラマが放送された1980年代初頭は
結婚したら女性は専業主婦になることが多かった時代
今のように共働きが当たり前ではななかったので
嫁・姑に対する求められる考え方も今とは違っていました

もしも今、このドラマが本放送されていたら
ネットで大さわぎになっていたでしょうね

時代とともに、

人の価値観は大きく変わっていくのは当たり前のこと

とりわけ、嫁姑の問題って古今東西問わず起きることです

どうして起きるのか分からないのですが
姑も昔は嫁の立場だったのですから
その当時の苦労を思い出して
若い人の考え方を尊重してあげれば
ちょっとは違うのでしょうが
現実は難しいものがありますね

 

婚活においては「お相手の親と同居をOK」と考える人は本当に少数です
だって、嫁の側にも親はいるわけで
結婚したら自動的に夫の親のお世話を優先しなければならない
そんな昔の価値観は今どきあり得ないわけです

そこをしっかり理解できていない男性はまだ多いと思います

男性の皆さん、
結婚したら、両方の親を等しく大切にする気持ちが求められています

 

★★★★★★★★★

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