命に向き合う2日間

今日、3月10日は「東京大空襲の日」

明日、3月11日は「東日本大震災の日」


東京大空襲は、1945年3月10日未明、米軍のB29爆撃機約300機が東京都区部、特に下町を中心に焼夷弾による無差別爆撃をしたことで、一夜にして死者10万人、罹災者100万人もの犠牲者がでた最悪の大空襲でした。

毎年、このブログでは、繰り返しお話ししているのですが、私の母日本橋界隈に住んでいたので、日本橋三越のあたりで、かろうじて命を繋ぐことができました。

その頃、父は、群馬・前橋にいて東京方面の空が赤くなっているのを見ていたそうです。

もし、母が空襲で命を落としていたら、私自身がこの世に存在しなかったことになります。

私が子供の頃は、毎年この日の晩御飯は「すいとん」が食卓に出されました。

戦争を忘れてはいけないという母の気持ちだったのです。

それから66年がたった3月11日、未曽有の大震災が発生しました。

また、尊い数えきれない命が犠牲になりました。
私たち人類は、いかに自然の猛威には無力であるかを知らされました。

そして、改めて放射能の恐ろしさも知らされたわけです。

当時の私は会社員で総務をしていましたので、大地震ではじめて机の下にもぐって揺れが収まるのを待ってからすぐに、各方面と連絡を取り合うことになりました。
東北地方の安否がなかなか確認できない一方、コントロールが効かなくなった原発のニュースに、このままだと首都圏から避難しないとならないのではないかという不安感もありました。
8年たった今も、元通りの生活ができない方がたくさんおられる現実。
大震災はいつ起きてもおかしくないので、明日は我が身だと思っています。

私たちが今を生きていらるのは、こうした大きな災難を逃れてきた尊い命のリレーによるものだと思います。


3月10日と11日は、かけがえのない尊い命を考えさせられる2日間です。

 

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