12人に一人が体外受精の時代です

昨晩、NHK・クローズアップ現代+で「精子力クライシス」を特集していました

 

ご覧になった男性、どのくらいいるかな~?
見損なった方、録画してありますのでお声掛けください。

タイトル通りに「精子の老化と減少」の厳しい現実を紹介していました

 

今や12人に一人が体外受精の時代だそうです

これだけ聞くと、男性の皆さんは

「卵子の老化で妊娠しにくいんからじゃないの?」

なんて思いこんでしまいますよね


でもね違うんですよ

 

不妊の原因は男女半々なんです

 

卵子と精子の両方にあるということです


精子の問題は深刻です

精子のDNAが傷ついているんです
だから、卵子に一匹の精子を顕微授精させても

妊娠に至らないことが多いんです


番組では精子の原因を知らずに

14回も顕微授精を受けて
1000万円もお金をかけられたご夫婦が紹介されていました


幸い、このご夫婦は、
「何かおかしい」と思って

クリニックを5回変えたところで
ようやく、泌尿器科医の先生から

精子改善の指導を受けてめでたく妊娠できたそうです

 

産婦人科を対象にしたある調査では

男性に不妊の問題があることが分かっていても

泌尿器科医への紹介を積極的に行っていないケースが全体の4割もあるそうです

 

慶応義塾大学名誉教授・日本産婦人科学会元理事長の吉村泰典さんのお話しによると

 

「不妊治療をするための商売、
非常に経済的な側面が重視されているからではないか。

医療者側とすれば顕微授精、
体外受精をある一定の数をこなしたいと思うし、
患者側も早く妊娠したいという、
両社のニーズが一致したところに今の生殖医療がある」

 

と一部の産婦人科医が利益を優先しているからではないかということです

 

もちろん積極的な不妊治療をしている病院も紹介されていました

 

独協医科大学埼玉医療センターでは、
泌尿器科と産婦人科が一体となって、
リプロダクション(生殖)センターを立ち上げて、
一組のカップルを両者が診察して
原因や治療方針を探っているそうです

 

ここでは、精子のDNA損傷をみつけて
泌尿器科医が治療をしているそうです。

「12人に一人が体外受精」の時代にあっても、

まだまだ精子の問題は知られていません


男性の皆さん、あなたの精子力は大丈夫でしょうか?

特に40代でこれから子どもを持ちたいと思ったら

一度、泌尿器科医で精子の検査を受けてみたらいかがでしょうか


精子に問題があっても治療したり

生活改善をすれば

精子の状態が改善されるそうです

これからは学校の性教育で
ぜひ積極的に取り上げてほしいですね

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