伊豆家族旅行の思い出

お昼どき、町田駅前に行ってきたら
家族連れの旅行客で賑わっていました

ロマンスカーの特急券売り場も並んでいました

いくつも旅行ケースなどを持った外国人家族連れもあちこちで見かけました

 

夏休みなんだな~

改めて実感してしまいました(^o^)

 

三人の息子たちが小さかった頃

我が家は毎年、伊豆稲取にあった会社の保養所に行っていました

 

丘の上にあるリゾートマンションで

バルコニーから広大な太平洋を一望できる素晴らしい眺望が好きでした

 

よく足を伸ばして下田・白浜海岸に行きました

エメラルドグリーンに輝くとても綺麗な海です

 

よくもまあ、毎年飽きもせず伊豆に行きましたが

何度も行っているとトラブルに遭遇します

 

一番大変だったのが、お盆の今頃のこと

 

記録的な豪雨で伊豆半島のあちこちで土砂崩れが発生
交通機関が寸断されてしまいました


その時は電車で旅行したので

伊豆急も不通になって稲取で足止めになりました

タクシーでなんとか伊東あたりまで行こうと思ったものの

東京方面の国道は微動だにしない大渋滞

 

宿泊先の保養所には次の予約が入っていて

宿を引き払わないとならず

稲取温泉の観光協会に電話して空き室を聞いても

お盆ですべて満室

 

幼子を連れて

稲取駅構内で野宿するしかないか~

とよぎりましたが

あきらめずに

隣り町の河津町の観光協会に電話したところ

運よく、民宿の空き室が見つかりました

 

さっそく身支度してタクシーに乗って

郵便局に立ち寄って
今井浜海岸近くの民宿に移動しました

 

ここの民宿の温泉は源泉から引き込んでいて

小さなお風呂でしたが

子ども達と源泉かけ流しを楽しめました

 

お天気の回復と交通機関の運転再開を願いながら一晩過ごしました

 

願いが通じたのか、河津駅から天城越えをして修善寺に抜ける国道が開通して

バスも運転再開!

 

民宿の方にバス停まで送っていただいて

河津駅で発車30分前から並んでいると

だんだんと観光客が集まってきて

長蛇の列になりましたが

早めに並んで5人家族全員座ることができました


満員のバスに揺られて修善寺まで1時間以上

修善寺から伊豆箱根鉄道で三島にでて

三島から新幹線を乗り継いで帰ることができました

 

ちなみに、下田では足止めをされた大勢の観光客が

体育館に避難したり

特別仕立ての災害救助船で焼津まで送られたりしたそうです

 

本当にあの夏の旅行は
どうなるのか冷や冷やでした

大げさですが
ここはオヤジの見せ場
しっかりしないいけないと自分に言い聞かせていました

 

婚活と無関係なお話しになりましたが
家族を持つといろんな危機に遭遇するものです

 

こういうことを一つずつ経験して

みんな親として成長していくのです

最初から完璧な親なんてないのです

 

皆さんもやがて親になる方もいらっしゃるでしょう

もがきながらも、子育てをしながら親として成長していく

ということを頭の片隅にでも残しておいてくださいね