家族観の多様性を尊重しましょう

ちょっと前(6/8日曜日朝刊)の日経新聞女性欄に「家族観も多様性尊重を~少子化止まらぬ日本」という記事が掲載されていました。
なるほどと思ったのでご紹介します。

OECD東京センター所長の村上由美子さんの投稿です

 

欧州において、子育て支援拡充で確実に結果を出していて、保育園などの社会インフラの強化と同時に「仕事と育児の二者択一を迫らない環境を促進する」ことにより出生率を改善させていて、ドイツでは高齢出産率が高まり全体の出生率向上に貢献しているそうです。

「出生率回復に成功した国の特徴は、育児や家事、仕事や経済自立に関し、男女ともに当事者意識をもつ風土が醸成されている点。結婚や出産などの極めて個人的な人生の選択を、社会規範が制約するのではなく、人生観と自己責任に基づいて個々の男女が決められる環境があること。女性に出産を奨励するだけでは、少子化解決につながらない」

 

私がなるほどと共感したのが赤字の部分です。

「家族観のダイバーシティ(多様性)を許容する社会」がとても大事だと思うのです。

一方で、最近、自民党の古~い政治家さんたちの、あまりにもかけ離れた言葉は聞くに堪えないものがあります。

 

「このごろ、子どもを産まない方が幸せじゃないかという勝手なことを考えて(いる人がいる)」「この国の一員として……みんなが幸せになるためには子どももたくさん産んで、国も栄えていく」

「『男も育児だ』とか言っても、子どもには迷惑な話かも」

 

こういう暴言に対して、政治家はなぜ異論を唱えないのでしょうね。
これでは、いつまでたっても、子どもを産み育てやすくなる環境が整わないのではないだろうか。。

今朝、町田市役所に行ってきたら、一階のイベントコーナーで「道徳」の教材が展示されていました。ちょっと立ち読みしてきたのですが、政治家に読ませたいとつくづく思うのです。

 

今日は辛口ブログになってしまいました。

でも大事なことだから言わずにいられないと思いました。