ドクターGから学ぶこと

月末は会員さんのカウンセリングが集中します。

今日も朝から夜まで3件ありました。

 

そのうちの一人は病院勤務の方。

自然とお医者様の話になりました。

 

私が好きなテレビ番組の一つに

「総合診療医・ドクターG」というNHK総合の医療番組があります。

 

腰が痛い、お腹が痛いといった実際にあった症例から、若い研修医が総合診療医とのカンファレンスで本当の隠れた病名を探っていくものです。

 

いつも感心するのが、ドクターGと言われる総合診療医が、患者の訴えをひと言も漏らさず聞きだしたり、表情や姿勢など、しっかりと患者に寄り添うことで、見逃しがちな難しい病気を探り当てていくのです。

 

 

仕事の内容は全く違いますが、この番組から私はいつも<会員に寄り添うとは何か>を学ばされています。

 

それは、<聴く力>を高めるということです。

 

医療技術が進歩しても、医者の見立て次第で病名が変わってしまい、病状を悪化させてしまうかもしれないわけです。

 

ドクターGと若い研修医とのカンファレンスでも、最初のうちは違う病名が示されたりします。

 

たった一言を聞き逃しているだけで、間違った診断をしてしまうかもしれないわけです。

 

結婚相談所の仕事も同じだと思います。

 

会員さんの話しに関心をもって聴かなければ、会員さんの悩みは分かってあげられないでしょう。

 

そうすると、いつまでも何を悩んでいるのか分からずに、婚活も伸びてしまいかねません。

 

私も神様ではないので、会員さんの悩みをすぐに見抜くことはできません。

カウンセリングやお見合い、交際の状況から、悩みやその原因にたどりつきます。

 

決して、魔法があるわけではなく、何よりも会員さんに寄り添うことが大事だと思っています。

 

ドクターGの患者さんへの寄り添う姿勢から、そうしたことをいつも学んでいます。

 

*「総合診療医・ドクターG」

NHK総合テレビで毎週水曜日午後10時25分から放送されています。