人生って不思議なものですね♪

2日続けて、妻との出会いのきっかけについてお話ししています。
今日もその続きを。。。

高1のある日の数学の時間のこと。

先生が黒板に「コンピューター部部員募集」と書き出して、

面白そうと思って、よくも考えないで入部しました。

 

それかにしばらくたったある日の下校時

バスの中でコンピューター部の先輩に

 

「生徒会の役員やってみない?」

と誘われました。


合唱コンクールでクラスを優勝させたから

リーダーシップがあると勝手に思い込んで勧めてきたのです。

 

どちらかというと内気な自分でも認めてくれる人がいると喜んで

「生徒会役員選挙」に立候補しました。

本当は誰もやりたがらなかったのですが(笑)

立候補が決まると、
絵心のある友達がさっそくポスターを作って校内にペタペタと貼ってくれました。
目だたないといけないので、ちょっと恥ずかしくなるものでしたが。


いよいよ選挙演説会の日です。

全校生徒1200人が体育館に集まっていました。

2人の友達も応援演説をしてくれました。

私の演説?は
「カーディガンを自由に認めてもらえる校則に変えます」

なんて可笑しな演説をしていました。

それでも無事に当選しました。

考えてみれば、妻も同じステージに立っていたのですが、

他人に気を配っている余裕などありませんでした。

生徒会役員になったとはいえ、

特に大きな仕事があるのではなく
生徒会室にたむろっているくらいの日々でしたが
高校2年の夏休みに突然ニュースが流れ込んできました。

うちに遊びにきてくれた友達と

一年生の2人が部活中に熱中症で倒れて亡くなってしまったのです。

 

生徒会としてお通夜とお葬式に参列することになりました。
たくさんの生徒たちも参列して、
突然の悲しみに大泣きしていました。
そのあとの四十九日の納骨も参列しました。

高校生ではじめての無念さと人生のはかなさを感じたのです。


ちなみに、会社員時代に町田市に住んでいる職場の同僚が、
亡くなった友達と同じ中学校出身で知っていたのには驚きでした。
今もその彼とはよく話す機会があります。
これも不思議なご縁だと思っています。

 

生徒会役員になるきっかけを作ってくれたコンピューター部ですが

高校二年で辞めて同好会「鉄道研究会」を立ち上げました。

会報を不定期に発行することになったのですが、
男ばかりで文字が汚いので、
習字をしている生徒会役員の彼女に
原稿を書いてもらうことにしました。

そのことをきっかけに色々と話すことが多くなって

異性としてお互いが意識し合うようになりました。
ついにはバレンタインデーでチョコをもらったのでした。

生徒会役員になってから37年間も

妻と一緒の時間を過ごしています。


いま、結婚相談所の仕事をしていて、
「交際期間は3ヶ月だよ」
なんて話をしている自分が、
高校生の頃には全く夢にすら思えなかったものです。

「人生って不思議なものですね。」

うん?。あの歌詞だ。。。

 

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