働く女性の壁

良縁コンシェルジュ町田では、結婚相手のご紹介に限らず、

特に女性の場合は、仕事をどうしていくのかを含めて一緒に考えています。

 

安倍政権の成長戦略の柱として、

「働く女性の支援策」が検討されています。

 

そもそも、政府がなぜ女性の就労支援に力を入れているのでしょうか。

それは、少子高齢化による労働人口の確保が喫緊の課題でからです。

 

いまの労働人口は6600万人ですが、

2060年には4000万人を割ってしまいます。

海外からの労働者の受け入れも考えてざるを得ない状況です。

 

乱暴な言い方をすれば、

男女関係なく、働ける人は働かないと、国がもたなくなるからです。

なので、伝統を大事にする保守であるはずの自民党も、

古き良き日本の家庭像を言っていられないのです。

 

今や大学全入時代で、

女性の高学歴化と共働きも一般的になりました。

数はまだまだ少ないものの、女性管理職も増えつつあります。

働く女性を積極活用する上場企業を評価した「なでしこ銘柄」もでてきました。

 

一方で、働く女性をめぐる課題は山積しています。

 

・税制や社会保険制度をどうするか

・出産、育児支援はどうするか

・夫の家事や育児への関わり方をどうするか

 

特に、働き方を制約している税制や社会保険制度の見直しは重要な課題。

 

いわゆる年収103万円と130万円の壁があります。

 

妻がパートタイマーで働くと年収103万円までなら、

夫の所得から38万円の控除ができるので節税できます。

また、妻の家族手当等が支給される会社もあります。

 

年末になるとパート勤務の女性は、

時間調整をして年収が103万円を超えないようにしています。

 

103万円の次に出てくる壁は130万円の壁です。

103万円を超えても130万円までならば、

夫の社会保険(健康保険・年金)に加入できるので、

妻が社会保険料を支払わなくて済みます。

よく「3号さん」と言われます。

お妾さんではありません。

3号被保険者という名称を略したものです。

 

つまり130万円の範囲内で働いていると、

結構なメリットがあるのです。

 

最近は「小学一年生の壁」というのもあります。

保育所不足は解消されてきましたが、

代わって、小学一年生になったら預け先がないという問題があります。

「学童保育」がある小学校がまだまだ不足しているのです。

 

また、急な病気やけがをした子供のために休暇が取れる

「子の看護休暇制度」も小学生になると利用できなくなります。

 

休んでばかりいれば、昇進にも響くかもしれません。

 

女性にとっては、働く壁が山のようにあります。

 

女性を労働力として考えるのではなく、

<新たな家庭像>について国民的議論が求められています。

 

【押しつけない、丁寧なサポートで定評です】

町田・神奈川の結婚相談所・良縁コンシェルジュ町田

アイマリッジカウンセラー・佐野浩一

東京都町田市原町田2-6-11古川ビル3階

電話042-814-5435

無料相談専用受付フォームはこちらからどうぞ♪