結婚したら専業主婦になりたい

皆さん、こんにちは(^o^)

 

厚労省が厚生労働白書作成にあたり、今年3月に1539歳男女3000人余りに対するインターネットによる意識調査をしたところ、独身女性の3人に1人が「専業主婦」を希望し、一方、「専業主婦になってほしい」独身男性は5人に1人という回答がありました。

 

◇独身女性・・・「専業主婦になりたい」(「どちらかといえばそう思う」含む)34.2%

 

◇独身男性・・・「専業主婦になってほしい」19.3%

 

◇「専業主婦がいいと思った理由」

 

「女性には家事や子育てなど、仕事をするよりもやるべきことがある」61.4%

「夫がしっかり働けるようにサポートするのが妻の役目」29.3%

 

さて、この夏の人気ドラマだった「半沢直樹」の妻である半沢 花さんは、フラワーアレンジメントの仕事をしていましたが結婚を機に専業主婦となり、少しでも夫の役に立とうと、苦手な社宅づきあいを通じて情報収集して夫のピンチを救ったり、専業主婦の鏡のような描かれ方をしていました。「半沢直樹の妻力」という本も出たとか。

 

果たして、メガバンクに努めるエリートサラリーマンの専業主婦はわずかです。

 

年功序列型賃金も今は昔の話し。成果主義の世の中にあって、いまの年収が保証されるわけでもなく、家電メーカーのように、得意としていた「物づくり」も新興国にシェアを奪われ続けている今日、働いている会社が定年まで存続しているのかも不透明です。

 

会社勤めをしているサラリーマンやOLの皆さんは厳しい現実を分かっているからこそ、夫婦共働きの必要性を認めつつ、夢や希望として専業主婦になりたいと言っているのだと、私は考えています。

 

ですから、調査結果を額面通りに「専業主婦」が増えるとは考えないほうが良いのではないでしょうか。

 

なお、今日発売の週刊誌「AERA」も「デキた嫁 礼賛社会にイラッ」という記事がありますので、ご覧になってみてください。

 

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