標準家族の維持は困難に

皆さん、こんにちは(^_^)

今晩はドラマ「結婚しない」の日。

ちょっとゆったりテンポな感じのドラマですね。

 

さて、今日は昨日の日経新聞の気になる記事からご紹介。

「人口減社会を考える・標準家族の維持は困難」

 

「婚活」という言葉をつくった中央大学教授の山田昌弘さんの記事です。

 

おおむね30代までに結婚して、

夫は安定した雇用と収入があって

定年まで働き、子どもを育てて離婚せずに老後を迎える

 

このような<標準家族>がどんどんと減っていくそうです。

 

90年頃から未婚率と離婚率が上昇してきて、

若年層を中心に失業や非正規雇用が増加し、

安定的な経済基盤を持つ家族も増加している。

男性の生涯未婚率も20%を超え、

結婚しても3分の1が離婚。

 

このような状況から、

大雑把に、結婚して育児して老後を迎える標準家族を形成維持できる若者は、

4割程度と推計されるそうです。

 

経済的に不安定な未婚者が高齢化したとき、

単身高齢者と孤独死の急増が予想されます。

 

山田教授は、今の社会保障制度は、標準家族をベースに設計されているので

社会保障・雇用を見直すように提言しています。

 

保育施設・介護施設ももちろん大切ですが、

少子高齢化対策の抜本的解決は、

正規雇用を増やし経済基盤の安定化を図り、

婚姻率を上げることにあります。

 

皆さん、どのように考えますか?

 

親身の婚活サポート

良縁コンシェルジュ町田

カウンセラー・佐野浩一