和装の「角隠し」の意味

こんにちは
良縁コンシェルジュ町田・佐野です

今日2月3日は「節分」

明日は「立春」


今晩は「恵方巻」を食べる方も多いことでしょう

「節分」といえば鬼退治の豆まきですね

町田駅近くの「町田天満宮」さんでは、毎年、境内で豆まきをしていて、年男・年女の方々がまいた豆の入った小袋には、くじが入っていて、以前私も子供たちと競い合って取り合って、ちょっとした景品をいただいたことがありました

「鬼」と言えば、和装の結婚式で花嫁さんが被る「角隠し(つのかくし)」(写真左)

その由来をご存知でしょうか
諸説あるのですが、よく言われている説があります

「花嫁が鬼にならないように封じるおまじない」だそうです

なぜ、花嫁さんが鬼になるのか?

昔の女性は嫉妬深かったようで、夫が他の女性に目移りなんかしていたら、嫉妬で狂って鬼のようになる女性が多かったようです

そのために妻が鬼にならないように、結婚式で「角隠し」を被るようになったそうです

なんだか、現代では受け入れられない理由ですよね
どうも、妻は黙って夫に従っていればいいんだ、みたいな感じがしてしまいます
あくまでも昔話しです

もちろん現代の結婚式では、鬼封じなんて意味を理解して「角かくし」をかぶる妻はいないでしょう

「角隠し」の意味なんて考えないで、単純に和装として必要なアイテムだし、オシャレだから着装していると思います

節分の鬼退治にちなんで、「角隠し」、ちょっと怖い意味があるというお話しでした