類似性の法則で、距離を縮める

よく「似たもの夫婦」、「類は友を呼ぶ」と言いますね。

 

初めて出会った人と話すとき、趣味や出身地、誕生日などで共通点があると、ホッとして親近感が湧いきませんか?

 

自分に似たパートナーを選ぶ傾向にある「類似性の法則」が働くからです。

アメリカの心理学者パーシャイドによる研究によるものです。

 

初めての出会いで、相手に好印象を感じたら、それは自分と似た雰囲気を持っているという証です。

 

趣味、興味・関心、ファッション、性格、価値観、出身地、育ってきた環境など、お互いに共通点が多ければ、相手の態度や行動が自分と同じものだと予測しやすくなるので、相手に合わせる心理的負担も少なくなり、安心してパートナーとの関係も深めやすくなります。

 

つまり、好きな人を自分に振り向かせたければ、「類似性の法則」を使って距離を縮めることもできます。

 

一つには、そもそも好きになった相手は、あなたと似た雰囲気をもった人なので、自分自身を磨くことで、相手は似たものを感じてあなたへの好意を抱いてくるでしょう。

 

そして、相手が親近感を感じてくれるように、相手と同じ仕草をしてみるとよいでしょう。

 

たとえば、相手がお茶を飲むときに自分も合わせてお茶を飲んだり、相手の話し方(トーンやスピード)にあわせたり、相手の話にうなずいて否定しないようにしていけば、自然と相手との距離感を縮められるでしょう。

 

ぜひ、「類似性の法則」を試して、気になるあの人を振り向かせてみてくださいね。

 

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